耕作放棄地で無農薬みかん栽培
営農型太陽光(ソーラーシェアリング)や木質バイオマスによる「自然エネルギー100%の電気」を販売する、合同会社F&Eあしがら金太郎電力(本社/松田町寄)は、2019年2月から「まつだ おひるねみかんジュース」の販売を開始しました。
神奈川県足柄地域の松田町は、今年で町制施行110周年を迎えます。本商品はこの記念事業の一環で開発されたもので、ほかにも「おひるねみかんゼリー」を2月中旬から販売しています。商品は、 新松田駅前の「まちの駅あしがら」や松田山ハーブガーデン、小田原市の梅の里センターなどで販売しているそうです。また、 ふるさと納税の返礼品にもなっています。
担い手不足などで耕作放棄地になろうとしていた松田山の約6000平方メートルのみかん畑を、町内寄に本社がある合同会社F&Eあしがら金太郎電力(小山田大和代表社員)がプロデュースし保全再生を行い商品化させたもの。同社が販売元にもなっている。「おひるねみかん」の商品名は、遊休農地のイメージを「おひるねしていたみかん畑」と捉えて付けられた。 タウンニュース足柄版「松田町 耕作放棄地のみかんを商品化」
とあるように、本商品は耕作放棄地に対する取組から始まっています。
ジュースのラベルデザインを高校生が担当したり、地域の住民を巻き込んでイベントを開催(おひるねみかんプロジェクトFBページに飛びます)するなど、「市民型」のビジネスで地域課題の解決に取り組んでいます。
同社の代表 小山田大和さんは、合同会社小田原かなごてファームの代表でもあり、過去には「小田原みかんビール」を(株)UMEMARU Inc.(守屋佑一代表)と共同で商品企画・発表をしています。
もうすぐお花見シーズンですが、地域貢献型のみかんジュースやビールを片手に楽しんでみるのも良いかも知れません。
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